お墓の種類
私ども昆石材では、お建てになられる方一人ひとりの想いを大切にしカタチ作る事が、何よりも大事な事と考えます。お墓は、故人を偲び・供養するとともに、現在生きている意味を考え・伝える場であって貰いたいと思っています。
和型墓石
江戸中期に確立したカタチです。お墓と言えばこの形と言えるでしょう。
数年前、全国の和型基本正面寸法を調べ重ね合わせたところ、黄金比に近い数値なっておりました。意図したものなのかはわかりませんが、均斉の取れたカタチとなっております。
しかし全国どこでも統一寸法・形ではありません、藩ごとで寸法・作りが違います。同じ岩手県でも、北(南部藩)と南(伊達藩)では、作りが違っています。
長い歴史のある和型は、その地域寸法で今日でも多く建てられています。
洋型墓石
日本では、昭和30年後半から、都市型霊園に規格洋墓として建てられ始め地方にも広がりました。
現在では、寺院墓地にも数多く見られ、日本のお墓として認知されています。高さが低く安定感がありますので、大きな地震があった後に多く建ったという話もあります。
近年では、規格洋墓からデザイン性の高い洋型を建てる方が増えるとともに、自分の好きな言葉・文字などを刻まれる方も多くなっています。
デザイン墓石
既存の和型・洋型を元にデザイン性をさらに高めたお墓です。
著作権あるように、一部のデザイン墓石には意匠権を設定している物もあり、そのデザインの価値も認められるように成って来ています。その中で、どちらの石材店でも工夫しながら提案展示しております。石材店のお墓創りのへの姿勢、また感性の判断基準になるやも知れません。
最近ではさらに、"故人への想い・自分らしさ"を自由な発想で表現した個性ある墓石(オリジナル墓石)をお創りになる方も多くなっています。